百家のことば
諸子名言 90選
一言ずつ、原文から。訓読と三つの言葉を添えて。
論語 二十のことば儒家・孔子
01学びて時に之を習う、亦た説ばしからずや
02故きを温めて新しきを知る
03己の欲せざる所は、人に施すこと勿かれ
04朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり
05之を知る者は之を好む者に如かず
06三人行えば、必ず我が師有り
07君子は和して同ぜず
08過ちて改めざる、是を過ちと謂う
09巧言令色、鮮きかな仁
10吾、十有五にして学に志す
11学びて思わざれば則ち罔し
12人の己を知らざることを患えず
13賢を見ては斉しからんことを思う
14君子は義に喩り、小人は利に喩る
15歳寒くして、松柏の後れて凋むを知る
16仁遠からんや、我仁を欲すれば
17知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ
18己立たんと欲して人を立つ
19君子は坦として蕩蕩たり
20士は以て弘毅ならざるべからず
荘子 二十のことば道家・荘子
01荘周、夢に胡蝶と為る
02刃を遊ばすに、恢恢として余地あり
03人みな、無用の用を知らず
04井蛙は、以て海を語る可からず
05夏虫は、以て冰を語る可からず
06相濡うより、江湖に相忘れんに如かず
07之を望めば、木鶏に似たり
08薪は窮まるとも、火の伝わるを知らず
09大知は閑閑、小知は間間たり
10生に涯有り、知に涯無し
11君子の交わりは、淡きこと水の若し
12至人は己れ無し
13鵬の翼、垂天の雲の若し
14朝三にして暮四、衆狙皆怒る
15鯈魚出遊従容、是れ魚の楽しみ
16肢体を堕とし、坐忘に至る
17虚なる者は、心斎なり
18材と不材との間に処る
19天地は我と並び生ず
20毎況愈下、その本来の意味は「毎下愈況」
孟子 十のことば儒家・孟子
01惻隱の心は、仁の端なり
02我、善く吾が浩然の氣を養う
03五十步を以て百步を笑う
04天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
05盡く書を信ぜば、則ち書無きに如かず
06然る後に、憂患に生き、安樂に死することを知る
07生を舍てて義を取る者なり
08富貴も淫する能わず、貧賤も移す能わず
09道を得る者は助け多く、道を失う者は助け寡し
10吾が老を老として、以て人の老に及ぼす
荀子 十のことば儒家・荀子
01学は以て已むべからず
02青は之を藍より取りて、藍よりも青し
03跬歩を積まざれば、以て千里に至る無し
04鍥みて舍てざれば、金石も鏤む可し
05君子は生、異なるに非ざるなり、善く物に仮るなり
06蓬、麻中に生ずれば、扶けずして直し
07人の性は惡にして、其の善なる者は偽なり
08君は舟なり、庶人は水なり
09天行に常有り、堯の為に存せず
10之を知るは、之を行うに若かず
大学・中庸 五のことば儒家・曾子/子思
墨子 八のことば墨家・墨子
01兼ねて相愛し、交ごも相利す
02一人を殺せば、之を不義と謂う
03賢を尚ぶは、政の本なり
04官に常貴無く、民に終賤無し
05用を加えずして為す者無し
06蒼に染むれば則ち蒼く、黃に染むれば則ち黃なり
07志彊からざる者は智達せず
08儉節すれば則ち昌え、淫佚すれば則ち亡ぶ
韓非子 八のことば法家・韓非
01株を守りて、兔を待つ
02子の矛を以て、子の楯を陷さば何如
03遠水は、近火を救わざるなり
04巧詐は、拙誠に如かず
05千丈の隄も、螻蟻の穴を以て潰ゆ
06其の櫝を買いて、其の珠を還す
07君に疾有りて、腠理に在り
08事は密なるを以て成り、語は泄るるを以て敗る